「SN773K」と「SN1851」のどっちを買おうか迷っている!
ミシンは安い買い物じゃないので、「やっぱりあっちにしておけば良かった」という後悔をしたくないですよね。
そこでこの記事では、あなたの代わりに私が「SN773K」と「SN1851」を違いに重点を置いて比較しました。
この記事を読めば、あなたにぴったりな方を選べるようになり、利用してから後悔する可能性がグッと減るでしょう。
SN773KとSN1851の比較表と5つの違い
SN773KとSN1851の違いは「縫い模様の数と縫い目の長さ調整」、「下糸らくスルー機能の有無」、「ボタンホール作成」、「付属品」、「価格」の5つです。(本体サイズや重量はあまり差がないので省いています)
機能/スペック | SN773K | SN1851 |
---|---|---|
ミシンの種類 | コンピュータミシン | |
メーカー | シンガー | |
カラー | ブラック | |
本体サイズ | 幅39.9cm×奥行18.0cm×高さ29.7cm | 幅41.6cm × 奥行19.3cm × 高さ30.0 cm |
本体重量 | 5.65kg | 5.7 kg |
縫い模様の数 | 16種類 | 31種類 |
縫い目の長さ調整 | 不可 | 可能(0.5~4mm) |
自動針糸通し | ||
下糸らくスルー機能 | ||
フリーアーム | あり | |
釜の種類 | 水平全回転釜 | |
ボタンホール | 4段階手動 | 自動 |
手元ライト | LEDライト | |
付属品 | 基本押え各種、ソフトカバー、フットコントローラーなど | 基本押え各種、ソフトカバー、フットコントローラー、送りカバープレートなど |
Amazonの価格 (2025年8月12日時点) | 19800円 | 17369円 |
違い1:縫い模様の数と縫い目の長さ調整
SN773Kは縫い目の長さ調整機能がなく、縫い模様の数は16種類。SN1851は縫い目長さ調整(0.5~4.0mm)があり、縫い模様の数は31種類。
イメージとしては、ハンドメイド作品の表現の幅が大きくできるのがSN1851で、実用的な使い方が主になるのがSN773Kです。
違い2:下糸らくスルー機能の有無
SN1851には、ボビンをセットした後、下糸を引き上げる手間が不要な「下糸らくスルー機能」が搭載されていますが、SN773Kにはこの機能がありません。そのため、上糸を操作して下糸を引き上げる作業が必要になります。
違い3:ボタンホール作成
SN1851は、付属の押さえにボタンをセットするだけで、そのボタンにぴったりのサイズのボタンホールを自動で作成してくれますが、SN773Kは4つの工程を手動で切り替えながら作成する4段階方式です。
ボタンホールを頻繁に作成する場合はSN1851のほうが便利。
違い4:付属品
SN773KとSN1851の付属品は基本押え各種やソフトカバー、フットコントローラーは共通で、SN1851にだけ「送りカバープレート」が付属します。
送りカバープレートは、布を送るための送り歯をカバーする部品で、フリーハンドで刺繍や補修縫いをするときに使います。
違い5:価格
SN773KとSN1851の価格を比較すると、あまり差がなく、SN773Kが安いときもあればSN1851が安いときもあります。価格帯が同じくらいで機能面を考慮するとSN1851の方がお得感があるでしょう。
SN773Kはこんな人におすすめ!
SN773Kがおすすめなのは
- 実用縫いが主流の人
- 複雑な機能は使いこなせない人
- より安くてデザインの優れたミシンが欲しい人(※SN773Kの方が安い場合)
です。
SN1851はこんな人におすすめ!
SN1851がおすすめなのは
- 本格的な作品づくりにチャレンジしたい人
- 仕上がりの美しさにこだわりたい人
- 作業時間を短縮したい人
- 準備の手間を減らしたい人
- よりコスパの良いミシンが欲しい人
です。
まとめ
SN773KとSN1851を比較した結果、5つの違いがありました。
どっちがいいか悩んだら
- 実用縫いが主流で黒いミシンが欲しい人はSN773K
- 本格的な作品づくりをしたくて黒いミシンが欲しい人はSN1851
を選ぶといいですよ。
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